細村 舞
細村 舞

物流を止めないために。

舞台裏からITの力で支える。

舞台裏から

ITの力で支える。

情報システム
細村 舞 Mai Hosomura
情報システム部

PROFILE

入社年度
2020年度
学生時代の専攻
国際コミュニケーション学科
これまでのキャリア
1年目~ 情報システム部に配属。経理システムと輸出システムの運用保守を担当。
5年目~ 経理システムの専任に。運用保守に加え、開発業務も担う。
入社動機

面接で心を掴まれ
「この人たちと働きたい」と確信。

学生時代には英語とITを学び、グローバルなビジネスや情報化社会に対応できる基礎的なスキルを習得。就職活動中に学内で開催されたKWEの採用説明会への参加をきっかけに、物流業界への関心が高まった。当初は他業界も検討していたが、物流が社会基盤として果たす機能や高い公益性に魅力を感じ、同業界を志望するに至った。KWEの面接官は、多数の応募者がいる中でも一人ひとりに誠実に対応しており、社員の温かな人柄、人を大事にする企業文化が根付いていることに惹かれた。数ある物流企業の中でも、お客様や社員同士の信頼関係が大切にされており、そのような環境で働きたいと感じたことが、KWEへの入社を決定づける大きな理由となった。

CAREER

事業を止めない、そして進化させる。

2020年にKWEに入社して以来、情報システム部に所属しています。学生時代、PCを使う授業が好きだったので、私にとって嬉しい配属でした。情報システム部は社内のインフラ整備や情報セキュリティを担当するインフラグループと、業務システムの運用・開発を行うアプリ保守グループの2つのチームに分かれています。私はアプリ保守グループに配属となり、入社してから4年半は、経理システムと輸出システムの運用保守に従事していました。運用保守の仕事では、システムの運用管理・業務仕様変更・イレギュラー対応など、ユーザー対応を中心に行っています。

2024年10月からは、経理システムの専任となり、これまで担当していた運用保守に加え、開発業務にも携わるようになりました。開発業務では、ユーザーとなる事業部門からシステムの機能の改善や追加の相談を受けます。それに基づき、事業部門やお客様、ITの外部ベンダーと連携しながら仕様を決めていきます。相談内容によっては、開発に限定せず、状況に応じて他の有効な方法を提案することもあります。ユーザーである事業部門がシステム開発によって何を期待しているのかを正確に把握し、コストやリスクなども考慮して、最適な提案を行うことを心掛けています。

EPISODE

01

一人じゃないから開発できる。
システムを動かすのは
コミュニケーション力。

「開発業務もやってみない?」――上司にそう声をかけられたのは、昨年の秋ごろ。それまでの運用保守での仕事ぶりを評価してもらえたと嬉しく思う一方、初めての挑戦に正直なところ不安もありました。

当社におけるシステム開発とは、事業部門から「新機能を追加したい」などの要望を受け、既存システムの機能追加や新たなシステム導入をすることを指します。
開発そのものは外部ベンダーに委託するため、社内SE である私の役割は、ユーザーである事業部門の意図を汲み取り、要件を整理・定義して、外部ベンダーに伝えることです。また、出来上がったシステムのテスト(操作確認)も行います。システムの知識はもちろん、コミュニケーション力も重要となる仕事です。

初めての業務に戸惑いもありましたが、部内や事業部門、外部ベンダーと密にコミュニケーションをとることを徹底していました。わからないことは先輩や上司にすぐ質問し、事業部門の担当者とも頻繁にやり取りを重ね、業務理解を深めていきました。

入社の決め手でもあったように、KWEには温かい人柄の社員が多く、私の疑問や相談に親身に向き合ってくれました。そのおかげで、以前より開発業務にも自信を持って取り組めています。今は自分が開発に携わったシステムが、社員の業務効率化に貢献できていることにやりがいを感じています。

02

緊急トラブル発生。
会社の信頼を守れるか。

日頃はシステムの運用管理や開発業務などを中心に担当していますが、経理部のシステムに不具合が起きるなどのイレギュラーが発生すると、私のもとに問い合わせが入ります。ある日、「システムが動かず、このままだと支払いが滞ってしまう」という緊急の相談を受けました。KWEは航空会社や船会社などあらゆる企業と連携しており、それに伴い社外への支払いの機会も多いため、経理システムの停止は信頼に関わる重大な問題です。

また、この経理システムは海外含むKWEグループ各社で利用されているものです。私は過去の対応事例を参照した上で、他国においてもシステム上の処理状況に滞りがないかを確認しながら、トラブルの原因を特定。対応策を関係者に迅速に共有することで、早期復旧につなげました。その結果、会社として支払い業務にも支障は出ませんでした。

とはいえ、システムトラブルは複雑で、解決まで時間を要するケースもあります。そんな時は一人で抱え込まず、すぐに上司や周りの先輩・同僚に相談するようにしています。学んだ対処法は記録し、次に備えています。

情報システム部は、国際物流の最前線ではないものの、企業の信頼と基盤を陰から支える存在です。私は今、「縁の下の力持ち」として物流を支えられていることに誇りを感じています。

COLUMN

世界で働く面白さ

国境を越え、
システムでつながる仲間たち。

これまで、日本のユーザーからの問い合わせやトラブル対応を中心に担当してきました。しかし、仕事内容によっては、国内だけでは完結しないこともあります。その際は、グローバルシステムを担当する部署や海外拠点と連携しながら問題を解決していく場面もあります。近年はKWEグループ全体でITの強化が進められており、国内外の関係部門と協業する機会も確実に増えています。直接顔を合わせたことがなくても、「同じ会社のシステムを支える仲間」という意識が自然と芽生えてきます。世界各国の仲間と協力しながら課題に向き合う中で、自分の業務が国を越え、グローバルにつながっていることを実感します。

OTHER MEMBER

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